坂井紅介

こんにちは、坂井紅介です。このたびは、僕のCDをお買い上げいただき、ありがとうございます。
初めてのリーダーアルバムです。僕はとっても嬉しい、このCDができて。
ようし、2枚目、3枚目もドンドン作るぞー! スイマセン、いきなり興奮してしまいました。ちょっと落ち着きましょう。

ドラムの日野元彦さん(愛称トコさん)を中心に、ピアノ大石学、ベース坂井紅介、この3人で、以前、"TRIP" というグループを作り、
毎回ゲストを招いてオリジナル曲中心にやっていたのですが、いつの間にか日野皓正グループやゲストプレイヤーのバンドに吸収合併されてしまい、
気がついたら3人はよく一緒のバンドの中にいるんだけれど、"TRIP" は消滅、ということになっていました。
今回僕はいいところに目をつけました。テナーサックス峰厚介、アルト&ソプラノサックス土岐英史、2人ともその時よくゲストで来ていただいていました。
このメンバーが一番僕の曲を知っていて、愛してくれている人達なんです。
曲は一杯ありました。アフリカで作った曲をどうしても入れておきたいと思いました。
評判のよかった「Asante」と「Salaam」。レコーディンクは「Salaam」から録音し始めましたが、あんなに力強いものになったことが本当に嬉しかった。
これでもうこのレコーディングは大丈夫、そんな勢いになりました。「Trip」と「Who Means Me」はバンド"TRIP"でやっていました。その他の4曲はレコーディングが決まってから、
それぞれの演奏者を頭にちょっと思い浮かべたりして作りました。大成功!

今回のレコーディングのチャンスをくださったピアニストの鈴木宏昌さんに、心から感謝します。推薦をしてくださった日野元彦さんにも、ありがとうございます。
そして、プライベートスタジオであるにもかかわらず、こんなにいい音で録ってくれた鈴木豪さん、あなたは才能あるギタリスト、作曲家、アレンジャーでもありますが、
信じられないくらい素晴らしい録音エンジニアだと思います。
トラックダウンを含めて、説明の仕方を知らない僕のわがままに、信念をもって、ケンカもしながら最後まで付き合ってくださったあなたに僕は本当に頭が下がります。
ありがとう。そして、素敵なミュージシャン達に尊敬と感謝を表したいです。僕は皆さんと一緒に音楽を作れることを、嬉しく光栄に思います。

クォークカンパニーの方々、そして、以前から、ずっと僕の活動を応援してくださった、六本木アルフィ、横浜ドルフィ、銀座カナディアンウインド、
まつもとえつこ、森田昌子、弦楽器の山本、カットハウススクエアさんに、心から御礼申し上げます。
そして、このCDを買ってくださった皆さん、ありがとう。気持ち良くトリッブしてね。元気になれたらいいね、やさしくなれたらいいね。
2枚目、3枚目も作るから買ってネ。気に入った人は友達にもぜひすすめてあげて、ヨロシクネ。
"TRIP"が生まれて始まった、新たな出会いとか関係もおもしろそう。すでに次の作品を考えている自分、素敵だなと思います。ありがとう、アサンテ!
「かわいい子には旅をさせよ」、ベース持って、CDも持って、あっちこっちTRIPでもしてみますか? ナンテネ、、、
坂井紅介


【レコーデイングを終えての第一声、感想】

日野「紅ちゃん、やったね。自分のリーダーアルパムにしたいくらい、いいの作ったよ。これって最高の誉め言葉だと思うんだけど」

土岐「イェーイ!」

大石「今回のレコーディングでTRIPの頃の曲を演奏できてよかったと思います。あの頃僕はJAZZをやり始めた頃で何もわからないまま始めて、
何もまとまらいままTRIPは無くなってしまいました。昔の借りをやっと返したというのと、いい演奏が残せてよかったというのが、僕の感想です。」

峰 「普通の民家を手直ししたスタジオでミュージシャンは1階と2階に分かれてレコーディングしたのですが、いい音で録音できていて、雰囲気もよく、
いい意味で緊張感もあり、リラックスしたセッションでした。終わった後の酒も美味しかったです。アサンテ・サーナ!」

市村(クォークスタッフ)「いい曲一杯聞けて良かった!」

プロデューサー&レコーディングエンジニア 鈴木豪より
とにかく紅介さんは大変なメロディメーカーだと思っています。初めて父(コルゲン)のアルバムをレコーディングした時から思っていたのですが
「この人のメロディをみんなに聴かせたい」と普通ベーシストに対して思いもよらない事を感じていました。そして普通より大きいサイズの太〜い音のベース!
この質感をそのままCDに出来たら、と思って頑張って録音しました。
大御所ジャズミュージシャンが集まった素晴らしい演奏がハプニングしているその場に居られた僕はとってもラッキーでした。その感動を皆様に、、、

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